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国際決済銀行、仮想通貨は問題点だらけ?レポートを公開

欧州スイスにある、各国の中央銀行の相互決済を行う銀行、国際決済銀行(BIS)は、年次報告書の一部として24ページにも及ぶ仮想通貨に関するレポートを公開しました。

レポートによると、BISは仮想通貨の「拡張可能性、価値の安定性、決済の最終的信頼性」の欠如という3つの短所を指摘し、通貨の代わりにはならないと述べています。また、仮想通貨の信頼性について「決済を管理する中央機関がないため、(信頼性が)いつなくなってもおかしくない」と指摘しています。

ブロックチェーン技術の「最も長いチェーンを正当なチェーンとする」という仕組みについても、100%その信頼性を持つものではないとしており、ほかにも「完全なる価値の喪失」を防ぐために行われるフォークの存在が仮想通貨の価値を大きく下げてしまうことや、チェーンが長くなるに従いより多くの電力を使用するその認証プロセスも問題点として指摘しています。

BISは他にもいくつかの仮想通貨の問題点を指摘しており、一つは「利用者が増えれば増えるほど、インターネット回線への負荷が増し、決済時間が遅くなる」という根本的なもの。また、そのボリュームが増大を続ければ、最終的に仮想通貨の決済が不可能になり、すべての仮想通貨がその価値を失うとも指摘しています。

レポートでは仮想通貨が数多くの詐欺事件にも使用されていることが言及されており、世界の中央銀行とも言えるBISがかなり厳しい目で仮想通貨を見ていることは間違いないでしょう。

レポート
https://www.bis.org/publ/arpdf/ar2018e5.pdf

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