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コインチェック、不正送金された580億円のネムは自己資金で補償、事業継続も明言 発表受けネムは高騰も

コインチェック株式会社は、同社が運営する取引所から約580億円の仮想通貨ネム(XEM)が不正送金された事件で、その保有者であった約26万人に対して自己資金で補償する方針を27日深夜に明らかにしました。

総額は5億2300万XEMで、補償の算出方法は売買停止時から発表時点までの加重平均から、1XEMあたり88.549円としています。具体的な日付は明らかにされていませんが、日本円でコインチェックの口座に返金されるとのこと。

一方、この発表を受けXEMの価格は高騰(チャートはCoinMarketCap)。8:34時点ではZaifで118円程度で取引されています。88.549円という底値付近で日本円での返金という点には投資家にとっては不満が残る内容かもしれません。

また、不安視されていた事業継続についても、原因究明やセキュリティ体制の強化を実施し、金融庁への仮想通貨交換業者への登録申請も継続し、サービス再開と事業継続をはかっていくとしています。

1月26日に不正送金されたNEMの補償について

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

同社を巡っては、26日早朝に5億2300万XEMが不正送金されたことを受け順次サービスを停止。26日深夜の記者会見で、保有していたネムのほぼ全てが失われたことが明らかにされました。ネムの普及を推進するネム財団と連携し対応する方針を明らかにしており、ハッカーから資金移動があったウォレットの追跡が行われている一方、具体的に回収する手段については確立できていない模様です。

不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について
http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

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